沖縄県情報産業協会 IIA

【ISCOメルマガ】vol11 「ワ~ケーション」の島?

■□ 目次 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
    [1]【ISCO理事長の巻頭報告】
   『「ワ―ケーション」の島?』
  [2] 【ISCO情報】
   『沖縄をサイバーセキュリティ産業の拠点に!』――研究会設立
    [3]【沖縄県公募情報】
    [4]【沖縄情報 経済・企業】
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  [1]  【ISCO理事長の巻頭報告】
    『「ワ―ケーション」の島?』
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 「ワ―ケーション」の島?
 沖縄にたびたび訪れる、ある中堅上場企業の社長にISCOの会員になることを勧めた際に返ってきた言葉は、「リモートワークの拠点になるなら」だった。県外の企業にとっては沖縄進出には決断がいる話だ。事業所を設ける前に、まず「リモートワーク」できる場所が欲しい、ということだ。
 昨年末に、県庁前駅近くの沖縄タイムスビル2階のコワーキングオフィス「howlive」と契約を結び、ISCO職員とコワークする形でリモートワークできる場所を確保した。あまり宣伝が行き届いていないので、今年度は積極的に利用してもらえるようにしたい。
 さらにリモートワーク推進の総本山である日本テレワーク協会とISCOが相互に会員になる手続きも進めている。働き方のイノベーションもISCOの重要テーマである。
 そう思っているところに、宜野座村の関係者がISCOを訪れて、同村にあるIT施設であるサーバーファームを「ワーケーション」に活用できないか、とコンセプトを紹介した。
サーバーファームは情報通信環境が整っていて、リモートワークのオフィスもある。周辺は観光施設が豊富である。家族は十分に長期滞在で観光を楽しむことができる。
 ワーケーションはワークとバケーションを組み合わせて、仕事をしながら休暇も楽しむというちょっと矛盾した造語だが、仕事を長期間休みにくい人も、家族と観光地に来て休暇を楽しみながら、必要に応じてテレビ会議やメールなどでオフィスと「場」を共有しながら仕事もこなす、という新しい働き方のスタイルである。県内いずこも観光地である沖縄なら、情報通信を充実させれば、すぐにワーケーションの場所になる。一人で来県し、リモートワークするだけでなく、家族連れでのワーケーションがこれからの新しいスタイルかもしれない。
 沖縄の来訪客は数ではハワイと肩を並べるようになったが、滞在日数ではまだ相当の開きがある。「ワーケーション」は滞在型旅行客を増やすチャンスである。会員企業の皆さんにも、働き方改革の一環として、沖縄でのワーケーションも検討していただけたら、と思う。 

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[2]ISCO情報
    『I沖縄をサイバーセキュリティ産業の拠点に!』――研究会設立
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・会員事業「サイバーセキュリティ研究会」発足、メンバー募集
 沖縄地域をサイバーセキュリティ産業の拠点とするために、ISCOが先導してサイバーセキュリティビジネス創出の役割を果たす。その舞台として会員制度の中に専門の研究会を組織して、会員メンバーでグループを作り各種事業に着手する。4月19日、準備委員会を開き、6月までに設立し、活動を開始する。研究会メンバーを募集する。
事業内容は①リテラシー向上のための勉強会、②有志グループによるセミナー開催 ③有志グループで事業体(株式会社、社団法人など)の設立・運営。実ビジネス展開第一弾として、IoT機器のセキュリティ対策検証(テスト)サービス事業を誘致するため、技術者養成研修セミナーを開催する。養成した技術者をテスト技術者として活用するビジネスの誘致を目指す。
・平成31年度IT活用ビジネスモデル・テストベッド構築支援事業
 沖縄県は県内産業が抱える課題やニーズ、トレンド等を踏まえたIT活用型のビジネスモデルの開発や実証活動について支援する「IT活用ビジネスモデル・テストベッド構築支援事業」について公募を開始した。ISCOが事務局となる。
1 補助対象事業内容 
 IT活用ビジネスモデル・テストベッド構築支援事業(上限1,000万円 補助率2/3)県内産業が抱える課題やニーズ、トレンド等を 踏まえたIT活用型のビジネスモデルの開発や実証活動に対し支援する。
 ☆募集対象事業例
 ・IoTセンサーを活用したスマート畜産の実証
 ・IoTを活用して得られた観光客行動データに基づく送客等の新サービス実証
 ・沖縄の観光業の課題(交通渋滞、人材不足等)の解決に繋がるテクノロジー
 (ResorTech)に関する実証
2 補助対象要件
 (1)沖縄県内に本社又は主たる事業所を置く法人であること。
 (2)コンソーシアムを組む場合は、県内に本社又は事業所を有する法人が半数以上参加していること。
 (3)県内産業の課題解決を目指す内容であること。
・【4月24日】公募説明会(沖縄型オープンイノベーション創出促進事業補助金)
 沖縄県では、沖縄県内において、ITを活用するビジネスプランの実現化に向けて、必要最小限の機能を有するプロトタイプを作成し、トライアルを通じた初期顧客の獲得や、市場・顧客の反応を踏まえたプロトタイプの改良等の活動を実施する事業を行う者に対して、補助を行う。ISCOが事務局になる。
 昨年度採択者の事業報告や、応募要件及び書類申請方法などについて説明会を開催。
 ・日時:平成31年4月24日(水)14:00~16:30
 ・場所:howlive(沖縄タイムスビル2F)
 ・申込方法は「氏名・企業名」を記載の上メールにて。 
E-mail : startup@isc-okinawa.org 
一般財団法人 沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)
 沖縄型オープンイノベーション創出促進事業事務局 兼村、名幸 

・最新テクノロジー・実証フィールド募集
 沖縄県と沖縄ITイノベーション戦略センターでは、AI、IoT、ロボット、ドローンなどの最新テクノロジーを用いた実証実験を県内で展開しており、今後、実証実験を拡大していく予定です。
 現在、実証実験の場となる実証フィールドの提供者を募集しております。 人手不足解消や業務効率化のために最新テクノロジーを試してみたいホテル・商業施設の方や、農業経営者の方など、ご興味のある方は、下記問い合わせフォームよりお問い合わせください。
併せて、沖縄県をフィールドに実証実験を行いたいテクノロジー企業様も募集しております。 沖縄をリアルフィールド実証の第一歩としてぜひご活用ください。
https://isc-okinawa.org/business-activity/

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   [3]【沖縄県公募情報】
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・万国津梁会議設置等支援業務の企画提案募集
 https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/koryu/bankokusinryou.html

・健康・医療産業における情報技術活用促進事業に係る企画提案公募 
 https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/shoko/bio/bio-info.html

・平成31年度金融関連ビジネスモデル創出促進事業(補助)に係る企画提案募集
 https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/johosangyo/2019kinnyuuu-hojyo.html

・「平成31年度県立普通高校ICT支援員委託業務」の企画提案募集
 https://www.pref.okinawa.jp/edu/shien/nyusatsu/h31_ict-sienin-hutuu.html

・平成31年度「世界のウチナーネットワーク強化推進事業委託業務」に係る企画提案募集
 https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/koryu/utinanetwork/01utinanetwork.html

・「未来のIT人材」を育成するプロジェクトを募集
 https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/johosangyo/koubo/h31mirai_h.html

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    [4]【沖縄情報 経済・企業】
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・OISTの学生寮を増設
 分譲マンションの管理を手がける合人社グループ(広島市)は、沖縄科学技術大学院大学(OISTの学生寮を増設する。学生のほか、その家族や職員らが入居する寮で、増設戸数は140戸。2021年9月の入居開始から61年までの運営も担当。総事業費は76億円。PFI(民間資金を活用した社会資本整備)事業で、建設会社などとの特別目的会社(SPC)を通じて計画を進める。

・星野リゾート、2020年春に最上級ブランド「星のや沖縄」開業
 星野リゾートは沖縄本島初進出として読谷村儀間で建設を進めている。ホテル名は、同社の最上級ブランドを示す「星のや」をつけた「星のや沖縄」。2019年10月に予約を開始し、20年春に開業の予定。

・サンエー浦添西海岸パルコシティ、6月27日オープンへ
 沖縄地元最大手のスーパー、サンエーとファッション流通大手のパルコの共同出資会社、サンエーパルコが建設を進めている大型商業施設「サンエー浦添西海岸パルコシティ」が正式に6月27日開業することになった。吉田カバンの新業態「POTR」、ファッションブランド「MHL」、江崎グリコの「ぐりこ・や」、ラーメンの「一風堂」など沖縄初出店の94店舗を含めて入居テナントは250に達する。

・観光客が選ぶ「おいしい泡盛」コンテスト
  「泡盛新聞」を運営する「醸界」が主催する「泡盛コンテスト2019」で、最高金賞12銘柄、金賞6銘柄が選ばれた。同社が挙げた候補の泡盛100銘柄を対象に観光客の一般投票で選定した。18年5月~19年4月に国際通りの観光客や歩行者に、アルコール度数13度になるよう調整した泡盛を銘柄を伏せて試飲し、投票してもらった。【最高金賞】海人プレミアム30度(まさひろ酒造)、久米島の久米仙パウチ13度(久米島の久米仙)、守禮BLUE25度(神村酒造)、琉球王朝30度(多良川)、龍30度(金武酒造)、残波白25度(比嘉酒造)、残波プレミアム30度(同)、残波43度(同)、南光40度(神谷酒造所)、ender25度(瑞穂酒造)、群か星25度(八重泉酒造)、咲元三年古酒30度(咲元酒造)【金賞】玉の露43度(玉那覇酒造所)、琉球王朝古酒30度(多良川)、松藤プレミアムブレンド30度(崎山酒造廠)、与那国30度(崎元酒造所)、菊之露ブラウン30度(菊之露酒造)、Xi30度(瑞穂酒造)

・泡盛の出荷減少、14年続く、県内出荷の減少響く
 県酒造組合(佐久本学会長)の発表によると、2018年の琉球泡盛の総出荷量(アルコール度数30度換算)は前年比5・1%減の1万6829キロリットルで、出荷量がピークを記録した04年から14年連続で減少した。県外は同1・2%増、海外は同6・9%増の31キロリットルと増加したが、出荷の大半を占める県内向けが6・3%減と足を引っ張った。沖縄ブームの影響が強かった04年のピーク時、2万7688キロリットルから39・2%減少している。 

・沖縄でeスポーツを!! 連盟が発足
 国際的に「室内スポーツ」として広がっている「eスポーツ」の振興を図るため、「沖縄eスポーツ連盟」が発足した。eスポーツはコンピューターゲームの技を競い合う競技で、連盟では練習会や交流会を開催するとともに、観光や福祉など異業界との連携も進める。沖縄ゲーム企業コンソーシアムeスポーツ部会」に沖縄ツーリストなどが加わって組織、沖縄ツーリストの東良和会長が代表理事を務める。

・「国道58号徒歩の旅」――「改元記念」で特別企画
 鹿児島市から海を越え、奄美大島などを経て沖縄北部に上陸、那覇市に至る「国道58号」を10日間で「制覇」する「国道58号線徒歩の旅」が、4月から5月にかけての10連休の特別企画として実施される。企画したのは沖縄ツーリスト。4月26日に那覇空港から飛行機で鹿児島市にわたり、国道58号の起点を出発し、種子島、奄美大島を経由して沖縄本島を歩き、5月5日に那覇市の奥武山公園が終点になる。徒歩区間は255キロで、新元号を迎えるのは奄美大島の予定。 

・下地島空港 プライベート機受け入れへ、富裕層に照準
 沖縄県は、3月末に開業したみやこ下地島空港について、離島振興政策の一環として、プライベートジェットの受け入れ事業を早急に推進する方針である。沖縄県は質の高い観光客誘致を目指しているが、海外富裕層のプライベートジェットを受け入れることで単価が高い観光客をターゲットにした観光資源整備を進めるようだ。現状では本島の空港は駐機場が不足しているため、下地島新空港も含めてプライベートジェット受け入れ態勢の充実を急ぐ。

・「沖縄コーヒー豆」を特産に、産学官連携 
 沖縄で国産コーヒー豆の大規模な栽培を目指すプロジェクトが始まった。サッカーチーム「沖縄SV」と「ネスレ日本」が推進、名護市が農地確保を仲介し、琉球大学が栽培ノウハウを提供する。

・ダンサーの動画や音楽の無料紹介アプリ、沖縄企業が開発
 リバーフラット(本社西原町)が提供する無料アプリ「ダンス・ムーブ・コレクション」がダンスファンの間で人気を呼んでいるようだ。世界中のダンサーの動画やダンス音楽を集め、無料で紹介するアプリである。創業は21歳の川平峻氏。全国600万人といわれるストリートダンサーをターゲットにしている。

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