沖縄県情報産業協会 IIA

【ISCOメルマガ】vol14 『異常気象の中の沖縄の正常?』

 ISCOメルマガ vol.14
一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター
■□ 目次 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
 [1]【ISCO理事長の巻頭報告】
   『異常気象の中の沖縄の正常?
 [2]【ISCO情報】
 [3]【沖縄県公募情報】
 [4]【沖縄情報 経済・企業】
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 [1]【ISCO理事長の巻頭報告】
 『異常気象の中の沖縄の正常?』
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・『異常気象の中の沖縄の正常?』
筆者の母親は戦前の首里市生まれ、首里市育ち。成人して戦争の疎開で内地に移った。
その母親がいつも東京の夏の暑さには参っていた。「沖縄も暑かったけど、東京も暑い」と忙しく団扇を動かしていた。
その母がいま生きていたら、何と言うだろう。「沖縄に避暑に行きたい」だろう。ここまで東京の夏が高温になるとは思いも及ばなかった。
確かに最近の内地の気温は尋常ではない。東京や大阪などのコンクリートの余熱で気温が上がってしまった。5月26日には、コンクリートの余熱とは縁がなさそうな北海道佐呂間町で気温が39.5度を記録した。北海道や東北、関東甲信を中心に53地点で最高気温が35度以上の猛暑日となった、という。一方の沖縄は30度前後。だいたい沖縄本島では夏でも最高気温は33度程度、まれに34度を記録するくらいだ。海に囲まれ、海風が熱を飛ばすので気温の上昇を抑える。
沖縄の事情を話す際に、こうした事情を知らない東京、大阪のビジネスマンは、「しかし沖縄は暑いからなあ」と想像でモノを言う。「東京が35度だから南にある沖縄は40度を超えるだろう」とすっかり錯覚している。
しかし、夏の沖縄の実際は「涼しい」とは言えないが、「東京や大阪よりは暑くない」とは言える。冬は雪が降ることのない暖かさで、夏は猛暑にはならない程度の暑さ。県外が異常気象の直撃を受けているのに対し、沖縄は昔ながらの気候、もしかすると「正常」と言えるのかもしれない。
企業誘致に「花粉症が少ない」という沖縄の魅力をアピールしていたが、これからは「猛暑にならない夏」も沖縄のアピールポイントになりそうだ。

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[2]【ISCO情報】
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・6月21日、サイバーセキュリティ研究会、設立(創設)会合、参加者募集6月21日(金)午後4時~5時半 MECAL45 研修室大5F(なは産業支援センター)ISCOでは沖縄での「サイバーセキュリティ」に関連するビジネスの創出とその前提となる人材育成に取り組んでゆく。今年4月7日、会員・非会員に向けた公開準備セミナーを開催、同月19日に準備会を設立、研究会発足の準備を進めてきた。サイバーセキュリティリティ事情は日々、深刻の度合いを増していて、猶予を許さない状況なので、6月21日午後4時~5時半、ISCOサイバーセキュリティ研究会創設会合を開催することにします。
この研究会は単なる勉強会ではなく、「資格」取得のための研修セミナー、その後のビジネスマッチング、メンバー企業の事業支援を目標にしている。具体的には、「IoTセキュリティ人材育成」「SOC技術者育成」の2つの分科会を設置する。
設立会合では、2つの分科会の設置趣旨、セミナー開催のスケジュール(見込み)を説明する。
会合後に、研究会参加の申込書を配布するので、持ち帰り、企業内部での手続きを踏んで必要事項を記入の上に、郵送くださるようにお願いします。当日参加できない企業も、申込書を請求すれば、入手できるように手配する。
問い合わせ、申し込みは、「soumu@isc-okinawa.org」上地、久松まで

・琉球大学、IoTシステムセキュリティ実践講座
ISCO学術会員の琉球大学は7月20日、9月28日、11月23日、2月15日(いずれも土曜)の4日間の日程でサイバー攻撃に悪用される危険が大きいIoTシステムのセキュリティに関する公開講座を企画、募集を始めた。ISCO賛助会員のCCDS(重要生活機器連携セキュリティ協議会)と協力する。
本講座はサイバーセキュリティ研究会で開催予定の研修セミナーと連動する。前半2回は序章に当たり、後半2回は締めくくりの講座になる。会場は琉球大学の地域創生総合研究棟1階「産学官フロア」で。講師は荻野司CCDS代表理事、城間政司(株)マストトップシニアエンジニア、島袋亮道琉球大学特命准教授。定員30人。受講料は3,700円。詳細、申し込みは下記まで。
http://ercll.u-ryukyu.narayun.jp/seminar/detail.php?id=639

・商談会:インダストリンクと補助金を活用した課題解決マッチング商談会テクロノジーで生産性向上、業務改善等を図りたい、でも導入費用の負担が大きいとお悩みの方、是非、ご参加ください。
インダストリンク( https://industlink.jp )は、産業が抱える課題とITツールを繋ぐビジネスマッチングサイトです。
日 時:2019年7月4日(木)10:00~17:00 石垣市(9:30受付開始)
    2019年7月8日(月)12:00~17:00 浦添市(11:30受付開始)
    2019年7月9日(火)10:00~17:00 浦添市 (9:30受付開始)
場 所:2019年7月4日 南の美ら花 Hotel Miyahara「梯梧の間」
            住所:沖縄県石垣市美崎町4‐9
    2019年7月8, 9日 P’s Square 5階
            住所:沖縄県浦添市西原2‐4‐1 
参加費:無料
詳細はコチラ ⇒ https://isc-okinawa.org/2019/06/05/industlink-201907/

・沖縄県企業誘致セミナーin大阪・in東京を開催企業の新たな拠点に、「沖縄力」。
情報通信事業、電子部品関連、精密機器製造───毎年、着々と増え続ける、沖縄に新拠点を持つ企業。
その理由や沖縄立地のメリットなどを、わかりやすくご紹介します。個別相談もあり、お気軽にご参加ください。
対象業種:製造業(半導体・電子部品製品関連企業、FA・ロボット関連企業、航空機整備パーツ供給企業、先端医療・バイオ関連企業)物流業/情報通信業/金融業
◆in大阪 
・日 時 2019年07月18日 / 14:30開場 15:00~17:00
・会 場 大阪新阪急ホテル
・交流会 17:20~18:30
◆in東京
・日 時 2019年07月19日 / 14:30開場 15:00~17:00
・会 場 ロイヤルパークホテル
・交流会 17:20~18:30
お申し込みについて
参加のお申し込みはこちら( https://business-tokku.okinawa/ )です。■─■────────────────────────────────────
[3]【沖縄県公募情報】
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・令和元年度沖縄型医療機器製造基盤創出事業委託業務に係る企画提案募集https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/shoko/bio/iryoukikiseizoukibansoushutu.html

・令和元年度「沖縄型ECスキル普及・連携支援事業」に係る委託先の公募https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/keiei/kinyu/eckoubo.html

・令和元年度「県内企業人材確保支援事業委託業務」の企画提案https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/seisaku/kikaku/jinzaikakuho.html

・令和元年度「商店街等活性化支援事業」の補助事業者選定https://www.pref.okinawa.jp/site/shoko/keiei/shotengai/01otengai_top.html

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[4]【沖縄情報 経済・企業】
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・沖縄スタートアップ、計器監視のIoTカメラシステム沖縄のスタートアップ企業、LiLz(リルズ、西原町)はAI、IoT技術を活用し、ビルや工場などの大型施設で稼働する計器類を遠隔監視する「IoTカメラ」と撮影画像を解析するシステム「LiLzGauge(リルズゲージ)」を開発した。担当者が巡回して計器を一つずつ点検する作業がなくなり、巡回点検の効率向上を狙う。

・沖縄産の加工卵、香港に輸出へ
鶏卵流通の前田鶏卵(那覇市)は沖縄県産の鶏卵を使った加工食品「まえだの味付けたまご」を5月30日から4日間、香港のスーパーで試食販売した。県産の半熟卵を特製の無添加のだし汁に漬け込んだ食品。香港では日本のラーメン店の出店が盛んで、具材として使われている味付け卵の人気も高まることが期待される。
・電動アシスト自転車のシェアリングサービス、中部エリアでも沖縄観光コンベンションビューローは、昨年8月から那覇市でサービス実施している電動アシスト自転車のシェアリングサービス「ちゅらチャリ」を中部エリアにも拡大する。まず、7月から実証実験を開始。北谷町と宜野湾市に電動自転車を貸し出す設置拠点を置く。西海岸の観光地を巡る新しい動線づくりを目指す。

・農作業に助っ人、パワーアシストスーツの実験農作業時の腰の負担を軽減する「パワーアシストスーツ」を使う実証実験が伊江村で行われた。生産農家が実際にスーツを着用して同村特産のトウガンを収穫した。スーツは奈良市のATOUN社製で重さ約4.5キロ。物を持ち上げる際の体の曲がり具合をセンサー検知、モーターが作動して加重を腰から肩、臀部に分散させる。

・県内新設法人、過去最高の2,164社、アジアからの進出目立つ東京商工リサーチ沖縄支店によると、2018年の沖縄県内新設法人は前年比103社増の2,164社を記録した。記録を取り始めた09年以降の最多で、2000件超えは2年連続。新設法人率は9.1%。全国平均の4.7%を上回って、9年連続の全国1位となった。業種別では、不動産業が前年比62社増の393社、卸売業が同36社増の132社、サービス業他が同30社増の892社。特色があるのは、海外からの進出で、アジア国籍とみられる代表者の新設会社は前年の64社から73社に増え、73社のうち事業目的に「貿易」を入れている企業は57社、「通訳」が56社、「翻訳」54社、「日本留学」42社。

・ゆいレール、10月1日開業決定も、駅周辺整備の苦戦続く沖縄都市モノレール(ゆいレール)の浦添延長は変則的開業になりそうだ。駅前交通広場のうち、2駅の広場の完成が10月1日に間に合わない。那覇市・石嶺駅の西側広場は2020年夏~秋、東側広場は19年度末から20年度初めに完成の予定。浦添市・経塚駅の交通広場は19年11月末までに完成の見通し。浦添市道の澤岻石嶺線の経塚駅周辺は延伸開業に合わせ、暫定的に片側1車線を開通し、2019年度内の片側2車線化を予定する。

・県内企業新入社員の意識調査、定年まで勤務は半数以下経営支援センター(那覇市)の県内企業の新入社員意識調査によると、「今の会社で定年まで働き続けたい」が43%と半数以下、特に女性は26.7%と低かった。副業やフリーランスなど働き方の多様化現象が広がり始めている。一方、「将来出世したい」は83.9%とキャリア志向は強く、「給料は成果に応じて上げてほしい」(84.7%)、「給料が増えるなら残業が多くても良い」(44.9%)など給料には敏感に反応している。

・食物アレルギー旅行者対応の個人向けプラン
「花粉症が出にくい」というのは沖縄の魅力の一つになっているが、これに加えて「食物アレルギー」をもつ人にも「ぜひ沖縄旅行を!」という企画である。沖縄ツーリストは、食物アレルギー対応の個人型旅行「安心フリープラン」を提供する。食物アレルギー対応のホテル3カ所、飲食施設3カ所から選ぶことができ、各施設の料理は一般社団法人のアレルギー対応沖縄サポートデスク(南風原町)と共同開発した。従来、修学旅行など団体向けの企画のみだったが、個人旅行者にも拡大する。

・那覇―上海に貨物船新航路 
沖縄国際海運は貿易・物流事業を行う上海錦江運航(中国上海)と契約を結び、上海―那覇の定期貨物航路を開設した。那覇から上海までは直行で28時間。上海を経由して香港やベトナム、タイへの輸送も行う。中国だけでなく東南アジアの市場への拡大も期待される。

・下地島空港に韓国からチャーター便
宮古島市の新空港「みやこ下地島空港ターミナル」に韓国の大韓航空の仁川―下地島のチャーター便運航が始まった。同空港での国際チャーター便運航は初めて。ターミナルの到着棟では歓迎式典が行われ、宮古島観光協会による記念品の配布や三線演奏などで乗客を出迎えた。

・消費税増税対応で、バス4社が運賃値上げ、10月の消費税率10%への引き上げに対応して、沖縄本島で路線バスを運行する琉球バス交通、那覇バス、沖縄バス、東陽バスの4社が増税分を運賃に転嫁するため、変更認可申請を沖縄総合事務局に提出した。

・沖縄の所得上昇、18年は1.9%増の4337億円
沖縄国税事務所によると、2018年の沖縄県の所得税など確定申告書の提出人員は前年比2.6%増の20万665人で過去最高。20年連続の増加である。所得金額も同1.9%増の4337億6400万円、申告納税額は同1・3%増の363億5100万円と過去最高となった。

・ドッグラン、遊具があるホテルが恩納村にオープン沖縄観光開発(糸満市)は恩納村名嘉真に宿泊施設「ビーチリゾーツホテル カラカウア」のホテル施設をオープンした。カラカウアは「宿泊を自由に楽しむ」をテーマに設計、6146平方メートルの敷地に定員4人のコテージ9棟(うちペット可2棟)と同4人のトレーラーハウス10台、同2人のゲストルーム22室を備える。ドッグランや子ども用遊具もある。

・スマホで医療費後払い、沖縄セルラー、サービス開始、沖縄セルラー電話はスマートフォンアプリを使って医療費を後払いできるサービスを始めた。診療後に会計を待たずに帰れる。ユーザーは専用サイトで登録し、医療機関の窓口で申し出れば利用できる。琉球大学医学部付属病院など県内5つの医療機関で利用できるようにしている。

・永田町、クールビズは「かりゆしウェア」が主流?
日経電子版によると、クールビズの季節に入った永田町や霞が関では、「ノーネクタイ」よりも沖縄の夏の軽装「かりゆしウェア」が目立つそうだ。ちなみに6月最初の4日の閣議では閣僚全員がかりゆしを着ていたという。半袖が多いですが、人によっては長袖のものを着ている。安倍晋三首相は官邸に到着した際、記者団から着心地を問われ「涼しくて気持ちいいですよ」と語っていたそうだ。